S-アデノシルメチオニン (SAMe) うつ に効くサプリメントです。SAMe は、体内のメチオニン(アミノ酸)から生成される天然の物質です。
SAMe はたんばく質の生成や、主要な抗酸化剤グルタチオンの生成など、体内の多くの重要な機能に不可欠です。
S-アデノシルメチオニン (SAMe) うつ に効くサプリメント
最近、SAMe は新たな抗酸化剤として注目されています。あえて「新たな」という表現を使っていますが、実際、SAMe はヨーロッパで抗酸化剤として20年以上も前から使われています。
SAMe に関しては文字通り何百もの研究が行われており、そのうちのいくつかは SAMe をうつ病患者、あるいはリウマチ性関節炎やパーキンソン病などの病気によるうつ病の治療薬として使用することに焦点をあてています。
研究を重ねた結果、SAM e は処方抗うつ剤と比較しても、十分な効果をもつことがわかりました。肝臓へのダメージやがんなど危険な副作用を伴う処方薬とは違い、SAMe はからだ全体の機能を強化します。
たいていの場合、1週間以内に効果が現れます。摂取量は500mgのカプセルを1日3錠までです。
SAMe(S-アデノシルメチオニン)とうつ病について
1. 期待される作用
SAMeは脳内でセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンといった気分調節に関わる神経伝達物質の生成をサポートするとされます。この作用により、うつ状態の改善が期待されています。
2. 科学的根拠(エビデンス)
有望だが決定的ではない:
うつ病に対するSAMeの有効性を示す研究は少なくとも40件以上ありますが、多くは小規模であったり、研究期間が短く、質の高い試験とは言えません。一部の研究ではプラセボと比較してSAMeが有意に優れている結果もありますが、現時点でSAMeをうつ病治療に強く推奨するには至っていません。
他の抗うつ薬との比較:
イミプラミンなどの既存抗うつ薬との比較では、SAMeが同等の抗うつ効果を示した研究や、SSRI などで効果が不十分な患者に SAMe を併用することで奏効率や寛解率の改善が見られた研究もあります。ただし統計的に有意な差ではなかった場合もあります。
3. 摂取量と安全性
一般的な摂取量:
臨床試験では1日あたり200mgから3200mgまで幅広く使用されています。サプリメントとしては200mgから1200mg/日が一般的で、重篤な有害作用はほとんど報告されていません。
副作用:
まれに悪心、ガス、下痢、便秘、口の渇き、頭痛などの軽微な消化器系不調が起こることがあります。
注意が必要な方:
双極性障害(躁うつ病)の患者では、SAMeが躁エピソードを誘発する可能性があるため、服用は禁忌です。
重要なお知らせ
「うつ」の症状がある場合は、自己判断でサプリメントを摂取せず、必ず専門の医療機関を受診し、医師の診断と指導を受けることが重要です。SAMeは薬物療法の代わりにはならず、治療の選択肢の一つとして検討する場合でも、医師と相談の上で慎重に使用する必要があります。
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