数々の研究により、エッセンシャルオイルによるリラックス効果や、不安やうつ状態をやわらげる効果が明らかになっています。
エッセンシャルオイルは嘆覚器官を刺激し、この刺激が脳内の感情を司る部分に伝わります。肌にエッセンシャルオイルを数滴塗りこみます。家庭やオフィスで使ってみてください。
- ラベンダーオイル
- 千年以上もの間、ハーバリストはストレスや不眠症などの症状の治療にラベンダーをすすめてきました。最近の研究により、ラベンダーにはからだをいやす効果のあることがわかっています。
最近、イギリスで老人ホームの入居者を対象に、ラベンダーオイルの不眠症治療薬としての使用について調査しました。3年以上も睡眠薬を使用している4人の患者に6週間、睡眠時間を計算してもらいました。最初の2週間は睡眠薬の量を徐々に減らし、次の2週間は睡眠薬を与えませんでした。
そして最後の2週間は薬を与えず、部屋でラベンダーオイルを使用してもらいました。その結果、睡眠薬の使用をやめた3週間目、4週間目には不眠症状がありましたが、驚いたことに、ラベンダーオイルを使用した最後の2週間は、睡眠薬を使用したときと同様に眠ることができたのです。
ラベンダーの特徴と作用、注意点 | アロマテラピーの効能・効果 - シトラスオイル
- 最近日本で行われた研究によると、抗うつ剤とシトラスオイルを併用すると慢性のうつ症状に効果があるそうです。10人のうつ病患者に資生堂が開発したシトラスベースの香水を毎日使用してもらい、1日に100mg以上の抗うつ剤を摂取してもらいました。11週間後、1人を除いて全員が抗うつ剤の使用を中止し、アロマテラピーに切り替えました。
エッセンシャルオイルが苦手な場合には、ハーブティーも緊張した体や脳をゆるめてくれるので1日に3~4回飲むといいでしょう。2週間ぐらい続けると、頭がスッキリしてきます。
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