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方位がもつ運気の意味や作用(南、南西)

家相をみるときの基本になる八方位には、八卦(はっけ)の坎(かん)、艮(ごん)、震(しん)、巽(そん)、離(り)、坤(こん)、兌(だ)、乾(けん)が当てはめられていて、それぞれの方位や八卦は運気に作用します。

南(離)は出世運や成功運を左右する

「離」(り)は燃えさかる火を意味していて、四方八方へ燃え広がる火のように強いエネルギーで、運気が最高潮に達することを示しています。
南は1日でいうと真昼で、季節では真夏に当たり、太陽のエネルギーが最も強まる頃をあらわします。このように、南は強い陽気の影響を受け、すべてのものが頂点に達する方位です。名声や地位、権威などの意味ももっていますが、陽の世界から陰の世界へ移行する分岐点でもあります。
芸術面での才能の開花に大きな影響を与えたり、目上の人からの引き立てを受けるという運気を秘めているので、家相では、出世運や成功運、地位や名誉運をみます。

南(離)の吉の作用

南(離)の凶の作用

南西(坤)は主婦に影響を与え、家庭運を左右する

「坤」(こん)という文字は土と申から成り立っていて、万物をはぐくむ大地を意味しています。
南西は、1日でいうと午後2時~4時くらいの太陽が西に傾き始めた頃で、季節では残暑が厳しいときに当たり、熱気が強いためひと休みしたいときを示します。昔のような旺盛なエネルギーはないとしても円熟味が増し、陽気はピークを過ぎても、穀物を実らせる運気を秘めています。
陽の気から陰の気への変化期に当たり、東北の鬼門に対して「裏鬼門」と呼ばれ、昔から恐れられてきた方位です。おもに家庭運を司り、一家の主婦に大きく影響を与えます。

南西(坤)の吉の作用

南西(坤)の凶の作用

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