風水マニア

方位がもつ運気の意味や作用(北、北東)

方位と時期を重視する風水家相術

方位と時期を重視する風水家相術

家相をみるときの基本になる八方位には、八卦(はっけ)の坎(かん)、艮(ごん)、震(しん)、巽(そん)、離(り)、坤(こん)、兌(だ)、乾(けん)が当てはめられていて、それぞれの方位や八卦は運気に作用します。

北(坎)は夫婦の愛情運や健康運、子孫の運を左右する

「坎」(かん)という字は土が欠けると書き、太陽光の当たらない地面のくぼみや穴を意味していて、運気が落ち込むことを示しています。
北は1日でいうと真夜中、季節でいうと真冬、植物では種子で、自然では水や雨をあらわしているのですが、真夜中や真冬は、睡眠や休養をとりながら体を休ませてエネルギーを養うときです。種子も、春に備え生命力を蓄えています。このように、北は物事の終わりと始まりが交差する重要なところで、目立った動きがなくても再生する力を秘めた方位です。
また、陽(男性)と陰(女性)の結びつきを司っていて、夫婦の愛情運や健康運に大きな影響を与えます。

北(坎)の吉の作用

北(坎)の凶の作用

北東(艮)は財運や不動産運に影響を与える

「艮」(ごん)は風邪や水の流れをせき止める高い山を意味していて、運気が停滞することを示しています。
北東は1日でいうと夜明けの頃、季節でいうと初春、植物では種子から生じた芽で、陰の世界から陽の世界へ大きく変化するときです。停滞はしますが、いったん動き始めるとものすごい勢いで変化を遂げる力を秘めています。こうして物事を良い方向へも悪い方向へも転換させるので、昔から「鬼門」として恐れられてきた方位です。
不動産を中心とする財運や、子孫の運に大きな影響を与えます。

北東(艮)の吉の作用

北東(艮)の凶の作用

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