吉方位と凶方位を調べる際に注意すること

方位と時期を重視する風水家相術 新築・引っ越しの際の吉凶について
方位と時期を重視する風水家相術

基本は家族の中心人物

新築や引っ越しをするときには、本命星を見て、幸運を招く方位と時期を調べます。引っ越しをするのが単身者だったら、もちろんその人だけの本命星を見て方位や時期を決めれば良いことになりますが、家族がいて一家で引っ越す、新築するという場合には、家族全員の吉方位を調べてみましょう。

ですが、普通、生まれた年が異なりますから、家族全員の吉方位が一致するということはまずありません。ですから、一家を支えている大黒柱、中心となる人物の本命星を重視して、方位や時期を選ぶことが基本になります。

家の引っ越しや新築・増改築というのは、その家族の土台にかかわることなので、一家の主人にとっての凶となる方位を選んではいけません。

小さな子供がいる場合には「小児殺」の方位に注意

家族の中に6歳未満の小さな子供がいる場合には、「小児殺」(しょうにさつ)という方位に気をつける必要があります。

小児殺は子供にだけ凶意をおよぼす方位なのですが、もしもこの方位に転居してしまうと、交通事故や転落事故、水難事故などのアクシデントにあったり、食中毒やひきつけ、さまざまな病気を起こしやすくなります。また、この小児殺は、旅行に行くときにも当てはまるので注意しましょう。

病人、妊婦、受験生がいる場合も凶方位は避ける

吉方位・凶方位は家族の中心となる人の本命星を見て調べるのが基本ではありますが、家族の中に、病気がある人や妊娠している人がいる場合には、その人にとっても、できるだけ吉となる方位を選びましょう。

環境が変化するということは、健康な人でさえ心身が疲れやすくなりますから、万が一のことも考え、病人や妊婦にとっての凶方位への引っ越しや新築も避けたほうが良いです。

そのほか、受験を控えていたり、転職や独立を考えている家族がいる場合にも、凶方位への引っ越しなどは避けるべきです。年が変われば凶方位から吉方位へ変わりますから、できることならあせらずに、その時期まで待ちましょう。

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