口が乾きやすい人は糖尿病と関連する歯周病菌が増加。耳の下をもむと口の中の悪玉菌が減り、高血糖も改善する

糖尿病で高血糖の状態が長く続くと、全身にさまざまな合併症が起こります。よく知られているのは、3大合併症といわれる糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症ですが、口の中の病気である歯周病も合併症の1つです。

糖尿病の人は歯周病を発症しやすいのです。逆に糖尿病の人が歯周病を治療すると、血糖やヘモグロビンA1Cの数値が改善することがわかってきました。歯周病の改善というと、歯磨きが大事だといわれますが、もう1つ大事なことがあります。それは唾液の分泌をよくすることです。

唾液には健康に役立つさまざまな働きがありますが、その1つが抗菌作用。歯周病は歯周病菌の繁殖によって進行しますが、唾液がよく分泌されていると口の中が清潔に保たれ、歯周病菌の繁殖を抑えることができるのです。
毎日歯を磨いているのに、歯周病も高血糖も改善しないという人がいます。こうした人は唾液の分泌が悪いのかもしれません。唾液の分泌が少なくなつて口が乾く病気をドライマウス(口腔乾燥症)と言いますが、この病気は高齢になるほど患者数が増える傾向がみられます。

また年齢に関係なく、ストレスが原因でドライマウスを発症することもあります。頻繁に水やお茶を飲む人は唾液の分泌が悪くなっている可能性も。唾液の分泌をその場でよくする簡単な方法に「耳の下もみ」があります。
もむ場所は、耳の前方のやや下で、上の奥歯の辺りです。やると誰でも、唾液がジワーツと出てくるのが実感できるはず。ここにはじかせん唾液が分泌される耳下腺があるため、もむと唾液が分泌されるのです。さらに耳下腺から出る唾液は、粘り気のないサラサラ唾液なので、口の中を即効で潤してくれるのです。

ただし耳下腺のサラサラ唾液は、ストレスで緊張していると出にくくなります。そのため、リラックスのツボである「完骨」のツボも一緒にもむとよいでしょう。歯周病の悪化が防げ、高血糖も改善されてくるでしょう。
歯周病対策(なたまめなど)と具体的な改善や感想(一覧)

耳下腺もみ 耳の少し下、上の奥歯の辺りに耳下腺がある。左右の耳下腺をもむ。

目を閉じて呼吸を整え、耳下腺に指を当て、矢印の方向で円を描くように軽くもむ。あまり強くもまないこと。これを10回繰り返す。1日何回やってもかまわない。口が乾いたときやねばついたときにやる。

リラックスのツボ「完骨」耳の下の後ろ側にある出っ張った骨のすぐ下の完骨をもむ。

耳下腺と同じように、目を閉じて呼吸を整え、完骨に指を当て、矢印の方向に円を描くように左右もむ。ツボなのでやや強めにもんでもいい。

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