副交感神経を高める5つの習慣、30分の入浴と十分な睡眠

副交感神経経を高めるためには、お風呂と睡眠も重要です。お風呂は、40度のお湯に5分問、肩までしっかり浸かりましょう。続けて10分間入るなら半身浴にします。これが1セットです。お風呂にはペットボトルを持って入り、出たときに飲んでから、もう1セット入浴します。すると、トータル30分間ぐらいになります。

半身浴のメリットは一言では表現できませんがこちらに半身浴のメリットの重点となる部分が書かれています。

体を温める入浴法というのは、ねるめのお湯にじっくり入ることです。お湯は肩までつからずに、みぞおちくらいまでが最適です。いわゆる「半身浴」です。熱いお湯そのものは、温まるようにイメージしますが、実は皮膚を強く刺激してしまい、体にはストレスになります。熱いお湯であるほど長くつかっていることはできません。お湯で温められるのは、皮膚の表面だけで体の芯はすぐに冷え切ってしまうのです。お風呂から出てすぐに足先が冷えてしまうような冷え症体質の人はとくに熱いお風呂でなくぬるいお湯に40分以上つかることで体の芯まで温まります。
入浴には、温熱作用、水圧作用、浮力の作用、リラックス効果と主に4つの効果があり水やお湯に浸かって病気を癒す物理療法は、ヒポクラテスの時代から行われてきた歴史ある治療法でもあるのです。


体をリラックスさせることで、副交感神経が高まってきます。寝る時問は遅くてもかまいませんが、最低でも6時問は寝るようにしましょう。睡眠不足になると、副交感神経が下がってしまいます。

食事は就寝前3時問前は終わらせておきます。そもそも食事をすると、私たちの体内では交感神経がぐっと上がります。手を動かし、口を動かして食べるのですから、体が活発に働いている状態にほかなりません。
まさに交感神経優位の活動です。食事を終えてから、体内ではゆっくりと副交感神経が上がってきます。内臓を活動させるスイッチが入るといいかえてもいいでしょう。
食後に眠くなるのは副交感神経が高まってくるからです。「眠くなるから、寝てしまえ」という具合に、このタイミングで寝てしまう人もいますがれこには大きな問題を抱えている場合もあります。

実は食後すぐというのは、質のよい睡眠をとれるほど十分に副交感神経が高まっていません。交感神経優位の「食事タイム」から、副交感神経が十分に高まり、理想の睡眠がとれる状態になるまでには、どうしても3時問ほど必要なのです。
寝る前に本を読んだり、メールやパソコンをしたりするのは、興奮して交感神経を高めるのでよくありません。音楽を聴くのはいいですが、好きな音楽は興奮するので聴かないようにしましょう。

副交感神経を高める5つの習慣、毎日20分1ヶ所だけを片付ける

机のまわりを整理整頓したら、精神的に落ち着くようになったという経験は誰にでもあるはずです。事実、片づけには副交感神経を高め、気持ちを落ち着かせる効果があります。
だからといって、「徹底的に片づけをしましょう」といいたいわけではありません。ここでおすすめするのは、仕事を終えて帰る前にク1ヶ所だけ片づける″という習慣です。ポイントは「1ヶ所だけ」という部分。そもそもこの習慣の目的は、身の回りを整理整頓することではなくあくまで自律神経を整えることです。
1日働いてれば、緊張や興奮があり、当然交感神経は高まります。
本来、夕方~夜にかけてリラックス神経である副交感神経優位の時間へと切り替わっていくのですが、年齢を重ねるとともになかなか副交感神経が上がらないという問題に直面します。すると、体がリセットされる(副交感神経が高まる) ことなく夜を迎え、睡眠がうまくとれないなど、結果として疲れが抜けないまま翌日を迎えるという悪循環が始まってしまいます。

そこでおすすめしたいのが「帰る前に1ヶ所だけ片付ける」という方法です。時間にしてせいぜい20分ぐらい。
今日は引き出しの一番上、明日は2番目、明後日は机の上のペンケースなど本当に1ヶ所だけを片付けます。
片付け始めると、机全部を片付けたくなる人もいると思いますが、片付けには30分以上かけるのは明らかにやりすぎです。

自律神経を整えるには、毎日ちょっとだけ片づけるほうが効果的。ここでいう片づけとは、あくまでも「自律神経を撃えるスイッチ」なのです。その意識を忘れて、夢中で片づけに没頭すると、「やらなければいけないこと」が次々と浮かび上がってきます。その瞬問、交感神経が高まり、自律神経は乱れ始めます。「あれも、これもやらなきや」というのは、一種の不安状態をつくり出して体に悪影響を及ぼします。これでは本末転倒です。

1日に仕事のクールダウンをする気持ちで片付ける程度で十分です。
もっといえば財布の中身をいったん全部取り出してきちんと整理して入れるだけでも副交感神経が上がってきます。

副交感神経を高める5つの習慣、口角をあげて笑顔にするだけで自律神経が整う

「笑顔でいると病気が治る」「笑顔を意識することでがんがなくなった」などの話を問いたことがありませんか?
実は、これは本当の話です。笑顔というのは、本当に体内に影響を及ぼし、病状を和らげる効果があります。
笑顔でいると副交感神経が上がってリンパ球も活性化し、それだけ免疫力が高まることは実験でも証明されています。さらにおもしろいことに、「本当の笑顔」でなくても、「つくり笑い」で同じような効果があるのです。たとえば、なにか嫌なことがあつて、イライラしたり、落ち込んでいたりするとします。当然に交感神経があがり血流は悪くなっています。
こんなときは、無理やりでもいいので口角をキュツと上げ、「笑顔」をつくつてみてください。心から笑う必要はありません。顔だけで笑顔をつくれば十分です。逆に緊張感が高ぶっているとき、笑うのは不可能です。
作り笑いだけでそれだけで自律神経は反応し、副交感神経は上がってきます。「口角を上げる」という行為がスイッチとなって、自律神経が整うように体が反応し始めるのです。
大事なのは、リラックスするための「スイッチを入れる」という意識。この意識が、一番重要なのです。笑顔というのは、自分だけでなく、周囲の人たちにも大きな影響を及ぼします。
できるだけ笑顔で行動したほうが周囲の人も幸せになります。逆に怒ってばかりでは周囲も交感神経が高ぶってしまいます。

副交感神経を高める5つの習慣、朝の行動をひとつひとつゆっくり行う

朝、目覚めてからの行動

朝、目覚めるとベッドから飛び起きてバタと過ごしている人も多いはず。「朝の1分は昼の30分に相当する」といわれるほど、朝は忙しいものです。
しかし、自律神経にとって「あわただしく朝を過ごす」のはもっとも避けたい生活習慣。朝起きてからバタバタ忙しく動き回ると、交感神経が跳ね上がり、副交感神経が一気にレベルダウンしてしまうからです。
そもそも、私たちの体は寝ているときに副交感神経が優位になり、その状態で朝を迎えます。せっかく睡眠をしっかりとって副交感神経のレベルを上げても、朝、バタバタしてしまったら意味がありません。
実はこれがおおきな問題だと言われています。

朝は、副交感神経から交感神経に切り替わる大事なタイミングです。何もしなくて次第に副交感神経は下がり、交感神経が上がってきます。しかし、そのときこそ注意が必要です。

健康を維持するためには、「自律神経の切り替え」が急激に進まないよう気をつけないといけません。何より大事なのは「副交感神経優位から交感神経優位に、ゆっくりと切り替えること」です。ここで意識することはたった1つ。
ただ、ゆっくり行動するだl与りです。ゆっくり起きだして、ゆっくりと顔を洗う。朝食も、歯磨きも、トイレも、着替えもとにかくゆっくり。そして、コーヒーでも飲みながら、数分ほどゆっくり新開を読む。この「くどいくらいの、ゆっくりの意識」が自律神経を上手に切り替えることが大切なポイントです。

時間がなくてスローペースの行動を行えない人は、朝のすべての行動をすべてゆっくりにしてしまうのもいいでしょう。それもできない人は、1つの行動だけは必ずゆっくり行うというように習慣づけてもいいでしょう。
たとえば、歯磨きだけはゆっくりやる、着替えだけはゆっくりやる、家の廊下はゆっり歩くんでもかまいません。とにかく忙しい朝に「ゆっくり」を持ち込んでください。
朝の時問をバタバタと過ごし、副交感神経を一気に低下させてしまったら、その日のうちに副交感神経を回復させるチャンスはなかなか訪れません。
もちろん理想は「朝30分のゆつくりタイムをもつこと」ですが、わずかでも意識が変われば自律神経は整ってくるのです。

副交感神経を高める5つの習慣、副交感神経が乱れると血液がどろどろになって血流が悪くなる

健康の大きな鍵を握る自律神経

自律神経が乱れると、心臓や胃腸の働きが鈍化して血流も悪くなり、さまざまな病気や不快な症状を起こしやすくなります。つまり、病気にならないためには、自律神経を整えて常に血流のよい状態を保ち、良質な血液をつくる腸の状態を良好にする必要があるのです。自他伴神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かていて、互いに括抗した関係を保っています。
運動などのときは、すべて交感神経のレベルが上がっている状態です。
一方、リラックスしているとき、眠っているときなどは、副交感神経が優位に働いています。そもそも血管は、交感神経優位のときに収縮し、副交感神経優位のときに拡張するという性質をもっています。
もし、交感神経ばかりが優位になり、副交感神経のレベルが下がったままだと、血管が拡張せず、狭い範囲を血液が無理やり流れることになります。すると、当然血圧は上昇します。

ストレスの多い現代人は交感神経優位になりやすいのですが、そのままではさまざまな病気を引き起こしてしまうことになります。そこで、本当の健康になるために、副交感神経を優位にして血流をよくする健康習慣が重要になります。

自律神経の仕組み

  • 運動したり、緊張・不安な状態のときは交感神経が活発になる
  • リラックスしモいるとき、寝ているとき一副交感神経が活発になる