うつ患者 環境要因 11 実際の事例

うつ患者 環境要因 11 うつ
うつ患者 環境要因 11

うつ患者 環境要因 11 つ 事例集 うつの発病にかかわる環境要因のいくつかを描き出したケースを11 つのケースを以下にあげます。環境要因には「家族や親しい人、大切な人などの死や別れ」、「仕事や財産、家庭など、大切なものの喪失」、「人間関係のトラブル」、「環境の変化」などが挙げられますが、そのほかにもあります。代表的な環境要因を11つ紹介します。

うつ患者 環境要因 11

うつ患者 環境要因 11

うつ患者 環境要因 11 事例

代表的な環境要因を11つ紹介します。

ケースその1:

深刻なうつ状態におちいっている若い女性のケース。母親は非常に厳しいしっけをし、気分屋であると描写した。患者が間違ったことをするものなら、母親はしつけと称して口をきかずに無言を決めこんだという。

患者は母親のことを心配症だと言った。母親はときどきうつにかかり、祖母も同じくうつにおちいることがあった。患者は母親よりも父親との関係のほうがよかったが、父親ともうまくコミュニケーションがとれなかった。両親ともに悲観的だと患者は言っている。

ケース 2:

うつ状態と感情の暴発をくりかえす中年の女性のケース。患者は、非常に困難な幼児期をすごしている。生まれて12年間、健康がすぐれず、何をやってもダメだという感じがいつもあった。

自己評価が低かった。また、母親と親しくなく、母は自分が何かをうまくやれたときにだけ愛情を見せてくれたと言う。母親は、彼女が10代のとき、運動で活躍したときにはじめて彼女を受け入れるようになった。彼女は母親が望むことをしたときだけ愛してくれたが、言うことを聞かないと「抑制された拒否」を感じたと言う。

ケース 3:

うつを訴える若い女性のケース。母親はもろに敵意を見せ、口に出すと言う。母親は口論すると、娘に平手打ちをくわせた。彼女が母親の言うとおりのことをしたときだけは、愛情を見せたが、そうでなければ冷たく、敵対心を見せた。

彼女はいろんなことで母親から罪悪感を抱かせられた。母親は娘のルックスについていろいろなことを言っては、娘の自己評価を低くしようとするタイプだという。彼女は、母親のしっけは厳しいと言っている。

ケース 4:

うつを訴える30歳の男性のケース。彼の母親はある意味で過保護だったが、それでも母親に受け入れられたとは感じられおばなかったと言う。実際、母親は彼を叔母に預け、彼の面倒をみたのはほとんど叔母だったと言う。

ケース 5:

夫婦の問題を訴える中年の女性のケース。深刻なうつは、夫婦げんかを中心にしている。しかし彼女の幼児期の環境もまた問題の原因となっている。

患者の父親は仕事ばかりでほとんど家にいなかったので、父親のことを真に知ることはなかった。父親は厳しかったが、母親はいっそう厳しかった。自分のことに関して自分だけで決めることは許されなかった。母親はいかなる自然な関係も破壊したと言う。たとえば、母親はかつて彼女がデートをしたことのある相手の男性の過去を調べあげ、少しでもあらが見つかると、もうその相手と会うことを禁じた。

ケース 6:

うつを訴える60歳の女性のケース。おもな心配のひとつは、自分はクリスチャンではないのではないかという恐れだった。

何年も教会で活発に活動してきたにもかかわらず、この恐れを抱いている。母親は彼女を一度も受け入れなかった。彼女の母親はけっして彼女を愛したり、キスしたりしたことがなかった。

結果、彼女は神が彼女を受け入れることができないのだと思った。セラピーのお間、彼女は改善していった。彼女は恩寵の概念に関する聖書の勉強がとくに役立ったと言う。功なくして得られる神の愛を学ぶにつれ、快方に向かった。

ケース 7:

うつを訴える中年男性のケース。彼の実父もうつだったと言う。彼が5~6歳のときに、父親は自殺をした。彼の実父がうつだったのみならず、継母もそうだった。彼は継母のことを「神経質でふさぎこんだタイプ」だと言う。継母は彼を怒ることでしつけたと言う。

ケース 8:

うつを訴える若い男性のケース。父親はおとなしく、母親が強くて支配的だったと言う。母親はいつもボスだった。彼の妻も、母親のように強くて支配的だと言う。

ケース 9:

うつを訴える中年女性のケース。父親は悲観的で、引きこもり、母親はそわそわしてうつだったと言う。母親はうつの影響を強く受けて、実際自殺を試みたこともある。

ケース 10:

うつを訴える40代初期の女性のケース。母親は愛情を示さず、気づかいもなく、無関心だった。彼女の幼児期に、家族で牧場に住んでいたことがある。まわりにほとんど人がおらず、いつも1人だったと言う。

ケース 11:

不安とうつを訴える50歳の男性のケース。母親はけっして愛情を見せたことがなく、母親に拒絶されていたと感じていたと言う。

母親は非常に厳しかった。たとえば、最初のデートの前に、相手の女の子に抗議をしたと言う。彼は母親が支配的で、父親がおとなしかったと言う。

母親はまた過剰に保護的であり、彼が結婚したあとまで彼を支配した。彼は若いころは劣等感を感じ、自尊心が低かった。いつも母親に受け入れてほしかったと言う。次の話は、こうしたケーススタディであげたサイクルで 満たされていない依存のニーズ、敵意、拒否への恐れ、人と近づくのを避けるをよく表しています。

うつの人が田舎道を車で走っていたところ、タイヤがパンクして、トランクを開けてジャッキを探すが、見つからない。400m先あたりに農家を見つけ、家の前庭にはトラックも停まっている。そこで「あそこでジャッキを借りよう」と自分に言う。しかし、家に近づくにつれてなにか嫌な感じがしてくる。

  1. ひとつには自分がジャッキを持ち合わせていないこと
  2. だれかに助けを求めなくてはならないこと

農家に近づくにつれ、彼は拒否されることを予期し始める。すると、そのことに対して怒りがわいてくる。満たされない依存のニーズを思うといっそう怒りが出てきて、ジャッキが必要な自分に対して感じる怒りを、農夫に投影する。ドアをノックして農夫が出てくるころには、彼はものすごい怒りのために「もうジャッキなんていいよ。とっときな」と叫ぶ。これでは決してジャッキを手に入れることはできないだろうし、それによって彼は、「だから人には頼れないんだ」と、よりいっそう確信を深めるのです。

心の浄化 うつかもしれない?
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