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食品の注意事項

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栄養価が高いとされ、健康食品としても依然人気が高い玄米。ところが、玄米がむしろ体に悪いものと考えている人もいます。
玄米はもみからもみ殻だけを除いて精米していない状態ですので、白米に比べて消化が悪い。特に虚証の人、がん患者さんなどは消化吸収にエネルギーを要するため、体に大きな負担をかけてしまいます。その上、栄養吸収率も低くなっています。

また、玄米は油分が多くて水を弾くため、水で洗っても種皮や胚芽部分の農薬がとり除けません。それなら有機玄米だったら大丈夫かというと、農薬を使っていないはずの玄米から必ず農薬が検出されます。日本で使われている農薬は水溶性なので、隣の田んぼで農薬をまかれたら、あっという間に汚染されてしまうのです。完全無農薬の玄米を作ることは、日本の国土ではまずできないでしょう。5分づきの米をぬるま湯で3 回洗と農薬は99%除去できます。

海産物では、魚の重金属汚染は非常に探刻です。水銀、ヒ素、亜鉛といった重金属が魚たちの体の中に蓄積されています。特にマグロ、カツオなどの大型魚類は、自分が重金属汚染を受けた上、同様に汚染された小魚を食べているわけですから、なるべく口にしないほうがよさそうです。

魚類ではありませんが、クジラは食物連鎖の頂点にあるから、余計危ない。その点、プランクトンを食べて生きている小魚は、比較的重金属の蓄積が少ないと考えられます。サケ以下の大きさのニシン、サバ、イワシ、サンマ、アジなどがそれにあたります。

人工の食品に目を移すと、食品添加物も問題のある存在です。もちろん個々の食品添加物に関しては、すべて膨大な実験データに基づき安全性が保障されています。しかし、ひとつの食品の中に食品添加物が1種類だけ、ということはほとんどありません。何十種類と入っているものもざらでしょう。

その何十種類かをいっペんにとったときどうなるか、そこは何のデータも出でいません。これは非常に怖いことです。日本で生産される食品添加物をすべで日本人が体の中に入れているとすると、l年間にl人4キロの食品添加物を食べている計算になります。

実際には食品全部を食べるわけではありませんから、残す分を換算しても、1年間に1 人1キロの食品添加物を食べていることになります。毎年1キロ分の化学薬品を食べて、体にどんな影響が及ぶのか。その解明はまだこれから、というところです。

しかしながら、食品添加物よりもっと怖いのは、実はペットボトルです。ペットボトルのプラスチックから、微量ながら可塑剤という環境ホルモンが溶出されています。検出限界以下の数字ではありますが、溶け出ている事実には間違いありません。

スイスほかいくつかの国では、これを重く見て、ペットボトルでの飲料水販売を禁止。飲料水はすべて重いガラス瓶に詰められています。

一方、日本でもアメリカでも、いまだペットボトルを全面的に認めています。あと何十年かしたときに、「やっぱりあれはいけなかった」ということにならなければよいのですが。これは政府の良識さえ問われる問題です。

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