がんが好む食事 糖ががんを育てる のです。糖の摂取には十分に気をつけないといけません。がんを育ててしまう食習慣は改善しなければいけません。
ガンにならないための食習慣 | ガンの予防対策と増殖抑制作用を高める
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では、私たちのどんな食生活が、がんにつながるのか。がんがどんな食事を好むのか、考えていきましょう。
体の中にできたがん細胞は、大量のブドウ糖を栄養として消費し、増殖します。本来消化によって得るべき糖分を、甘いもので直接口に入れると、消化の必要がなくなり、エネルギーを使わないまま腸が吸収してしまいます。
腸が運動をしなくなって弱ると、免疫力が下がり、がんができやすくなります。糖分の多い、甘いお菓子や飲み物、果物を多く摂るということは、がんにエサをやっているようなものなのです。
昭和40年代、日本の食生活は大きく変わりました。中でも甘い砂糖の消費量は、爆発的に増えています。その昔はお菓子といえば、お茶うけにちょっと使うか、病人のお見舞いに持っていくものでした。その代表的なお菓子が、カステラです。カステラこそ、現代のサプリメントに相当します。
甘くて卵がたっぷり入って、小麦でできていて。今のようにふだんから食べられるものではありませんでした。
昔は、病気になったとき、家で出されたおじやの中に、卵をといたものが浮いていました。当時卵は貴重品でしたから、それをかき混ぜて食べながら、「あれ? 俺の病気は重いのかな」と少し心配になりました。次に出てきたのは、バナナです。「ちょっと待てよ? 俺の病気はただもんじゃないのかもしれない」とさらに不安になってきます。
それで最後にカステラが一切れでもお皿に乗ってきたら、いよいよ「俺は死ぬんだ」と思いました。「俺は、仏様になるんだ」と。カステラとは、そういうものでした。昔は滋養強壮のために食べていたのです。それが今は毎日ですから、過剰滋養に、過剰強壮になってしまいます。これでは病気だって誘発するはずです。
もうひとつ見逃せないのは、果糖、はちみつなどの転化糖、コーンシロップなど異性化糖の消費です。清涼飲料水に入っている糖分は、ほとんどがコーンシロップから作った異性化糖です。値段も安く、溶けやすくて処理しやすいため、よく使われます。砂糖だけではなくこういった糖分にも、同様に注意したいものです。
漢方では昔からがんになったときは糖分は控えるように食事指導をしてきました。このため西洋医学の医師達からは「がんと戟う体力作りをするためには糖分は必要なものだ。それを禁止するのは野蛮な医療だ」とよく非難されました。
しかし、十数年前よりPET検査が登場し状況は一転しました。PETはもちろんがんの診断のためですが、原理はブドウ糖のような物に放射線をラベルしたものです。これはがん細胞が、糖分が大好物な性質をもっていることを利用したものです。
最新のPET検査も がん検診には万能ではない | ガン予防のための習慣
https://www.malignant-t.com/archives/387
PET検査の出現で、若い医師はがん患者の食事指導に糖分禁止を加えるようになり、漢方の食事療法が認められるようになりました。しかしベテランの医師達は、いまだかたくなに食事指導に背を向けたままです。すでに勝負はついているのです。がん治療のために誤りを認めるべきときが来たのです。
ガンが好むものはどんなものでしょうか?
- 体の中にできたがん細胞は、大量のブドウ糖を栄養として消費し、増殖する。
- 本来消化によって得るべき糖分を、甘いもので直接口に入れると、消化の必要がなくなり、エネルギーを使わないまま腸が吸収してしまう。
- 腸が運動しなくなって弱ると免疫力が下がり、がんができやすくなる。
- 糖分の多い、甘いお菓子や飲み物、果物を多く摂るということは、がんにエサをやっているようなもの。
- 果糖、はちみつなどの転化糖、清涼飲料水に入っているコーンシロップなどの異性化糖など、砂糖だけではない糖分にも要注意。
- サプリメントに含まれる乳糖も注意。
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