老年期についての誤った知識

老年期についての誤った知識 食習慣
老年期についての誤った知識

老年期についての誤った知識 についです。老人間題をわれわれは社会的な問題としてのみとらえがちです。

ということはつまり、人事と思っているということです。しかし、人は 60 あるいは 70 になって突然、老いるのではないのです。元気盛りの 30 代からすでに老いていていくのですが、その自分の老化や老年期についてどれだけの知識をもっているのでしょうか?たとえば、老眼などのように症状にあらわれると自覚しやすいのですが、症状としてあらわれないものについては自覚しにくいものです。

寿命を短くすることがはっきりわかっている
肥満体重が正常な範囲にあることは、循環系のトラブルを少なくするだけでなく、糖尿病の予防にもなる。もしも肥満者を減らすことができたら、他のどのような方法よりも大きく平均寿命を伸ばせるだろうといわれている。
医療上の深刻な問題となっている
化学薬品療法化学薬品が老人医療上の大きな問題になっているのは、高齢者の場合、薬品の代謝が若年者と異なり、しばしば通常でない反応を起こすからである。また、高齢者は同時にいくつもの投薬を受けていることが多いため、作用が影響しあうからである。
高齢者の知力の低下
起こりうる最新の研究で加齢に伴う知力の低下は避けがたいという、かつて信じられていた老人学者たちの主張は根拠のないものであることがわかってきている。専門家たちの一致した見解は、65歳を過ぎても大多数の人は、顕著な知的崩壊を経験しなくてすむという点である。
人は加齢により
ほとんど怒らなくなるよく年をとると気むずかしくなるというけれども、アメリカのデューク大学で行われた研究では、高齢者の大多数はほとんどいらついたり、怒ったり、つきあいにくかったりはしないことが明らかにされている。
ボケの原因となるのは
脳卒中、アルツハイマー病、脳内の化学的アンバランスボケと診断された老人の15 ~ 20 % には、はっきりした特定の障害が見いだされる。アルツハイマー病、多発性卒中、そして脳組織におけるアミロイドと呼ばれる物質の過剰と、コリンの欠乏です。

アルツハイマーの進行を抑えて記憶力を高め、意欲もぐんぐん高まる 「 トウゲシバ 」

遠くない将来に可能となると考えられている平均寿命は
100歳老化に対する正しい知識をもつようになれば、平均寿命は100百歳まで延びると推定されている。そのために画期的な医学の進歩が必要なわけではなく、すでによく知られている健康のルールにのっとった、子どものときからの健全な生活が100歳の寿命を可能にするのである。そして、年をとったからボケるのではなく、例えばコリンの欠乏を招くような悪い食事がボケの原因となることがわかってきている。

コリンはビタミンB群の 1 つで、レシチン の主要な構成物質です。

だから レシチン をとればとれることになるし、レシチン を豊富にふくんでいる卵や大豆はすぐれたコリン源です。

他にコリンを多くふくんでいるのは、ビール酵母、小麦胚芽、レバーなどです。働きの 1 つは肝臓に脂肪が過度にたまるのを防ぐことですが、記憶・学習・思考力に関わる神経伝達物質のアセチルコリンの原料ともなります。
コリンが不足しているとその神経伝達物質が十分につくり出せなくなり、脳の十全な働きが維持できなくなってしまいます。

ただ問題は、アセチルコリンの不足がすぐにはボケにつながらない点です。長期潜行したのちにしだいにボケてくるのだから、健康であってもつねにコリンが十分にとれる食事を心掛けている必要があるということです。

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