肝臓

酒飲みは「食べながら飲む」を習慣化する

投稿日:

本格的な酒飲みの中には、えてして物を食べずにお酒だけ飲むのを粍だとする考え方があるようです。つまみは塩でいい!とかつまみを食べると酒がまずくなる!という酒豪もいます。

冷や酒を満たした升のすみに塩をひとつまみのせ、これをなめながらグイッとやるなどという飲み方は昔から人気です。しかし肝臓のことを考えれば、これほど危険な飲み方はありません。肝臓をいたわりながら、いつまでもお酒をおいしく味わっていくためには「食べながら飲む」ことがなによりたいせつで、このことをぜひ習慣づけたいものです。物を食べながら飲むのがいい理由は、3点です。

  1. 物を食べることで、アルコールの吸収がゆっくりになります
  2. すきっ腹で飲むと、アルコールの吸収が速くなり、血中濃度が急に高まって、肝臓などにかかる負担が大きくなりますが、物を食べることによってそれを予防できます。

  3. 胃粘膜の保護
  4. すきっ腹に強いお酒を飲むと、アルコールの作用で胃粘膜を傷めかねません。しかし食べ物が胃に入っていれば、その刺激をやわらげることができます。特にタンパク質や脂肪を含んだ食品は胃粘膜をおおって保護してくれます。

  5. 栄養を補給します
  6. アルコールはエネルギー源となるだけで、ほかの栄養素はほとんど含まれていません。お酒だけでは当然栄養に偏りが生じますが、おつまみをとればそれがカバーされます。また、アルコールの分解に必要な栄養素である、タンパク質やビタミン頼も補給できます。

以上3点が「食べながら飲む」ことの大きな効用で、動物実験の結果でも、えさを与えたあとにアルコールを飲ませたほうが、空腹にしてアルコールを飲ませた場合よりも、肝障害の程度が少ないことがわかっています。

なお、料理を食べながら飲むことでお酒のピッチがおそくなり、アルコールの吸収もゆつくりになって、体への負担が軽くなることも見落とせないポイントといっていいでしょう。

飲み過ぎの肝臓に効くシジミのサプリはこちら。

-肝臓

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

肝臓を労る生活習慣の基本は食べ過ぎ・飲み過ぎに注意して肥満を防ぐ

腹八分目の食事が基本 肥満の原因の多くは、食べ過ぎによる栄養過剰。食生活の習慣はだいたい20歳ぐらいまでにできあがります。年をとると若いときほどエネルギーを必要としなくなりますが、年齢に合わせて食習慣 …

お酒を飲む前に柿、りんご、いちご、みかんを食べると悪酔いしない

熟した柿や夏みかん、牛乳などのこれらはいずれも、昔から民間に伝えられてきた悪酔い防止の伝統食品です。ほんとうに効くのか半信半疑のかたも多いと思いますが、確かにいわれるだけの根拠はあるのです。 というの …

日本人が肝臓の心配をせずに飲める量は日本酒換算で1日2合以内

「酒は百薬の長」といわれますが、それもほどほどの量での話。過ぎれば二日酔いや悪酔いたいを招き、ついには肝臓を傷める元凶と化します。 お酒は「百薬の長」か?[本当] そこで気になるのが、具体的にどのくら …

リアルメイトのしじみエキスWのオルニチンで肝臓のぶつぶつ脂肪が全快

甘いものとお酒に目がない 昔からデザートは別腹で、とにかく甘いものが大好きで、満腹になるまで食べないと気が済みません。それでも体は太らずに、体重はずっと不思議と46kgを維持してきました。メタポリック …

お酒もカロリー計算をすれば肥満や糖尿病は防げる

一般的には、肝臓に対するお酒の影響にばかり気をとられがちですが、健康のためには、お酒のエネルギー(=カロリー)についても注意する必要があります。 というのは、アルコールは、もともと高エネルギーで、肥満 …