頭痛

頭が痛いときに最適な市販薬の選び方と副作用

投稿日:2014/12/07 更新日:

市販の頭痛薬は、飲んでも頭痛の根治にはつながりませんが、軽い片頭痛や緊張型頭痛の症状を一時的に軽減する効果はあります。市販薬に含まれるような主な痛み止めの成分は、アスピリンやイブプロフェン、アセトアミノフェンです。

痛み止めの成分以外にもカフェインや鎮静作用のある成分を含んだ市販薬が多くあります。できるだけ痛み止め以外の成分が含まれていないものを選ぶのが大切です。アセトアミノフェン以外は胃が荒れやすいという副作用があるので、胃潰瘍のある人には向きません。空腹のときは先に食事をとるか、胃薬とともに飲むようにします。また、アスピリンはビタミンCの多いイチゴやレモン、ブロッコリーと飲み合わせが悪く、消化器の出血を起こしやすくなります。アセトアミノブェンは、糖やデンプンの多いものを食べたあとに飲むと、薬の吸収が遅れるてともあるので注意します。

次は、病院で処方する頭痛薬についてです。頭痛で仕事や家事に支障が出ている人には、定期的に飲むことで発作の頻度を減らしたり、痛みを軽くしたりする予防薬を処方することがあります。予防薬には、カルシウム括抗薬や抗てんかん薬、抗ウツ薬が用いられます。

アスピリンやイブプロフェンのような痛み止めは、遅くとも頭痛の出始めたときに飲まないと効きません。市販薬や予防薬で痛みが消えない人には、痛みが出てからでも効果のあるトリブタン製剤が処方されます。飲み薬のほかに、吐き気が強い人向けの点鼻薬や即効性に優れた注射薬があるので、医師や薬剤師の指示を守って使用してください。さらに今年から、それまで処方薬として広く使われたロキソプロフェンが、市販薬にも登場しています。市販薬でも処方薬でも、頻繁に飲みすぎると、薬物乱用頭痛といって痛みがかえってひどくなったり、発作の頻度が増えたりすることがあります。それまで効いていた市販薬が効きにくくなった場合は、薬の量や飲む回数を増やしたりするのではなく、専門医の診察を受けるのが大切です。

頭痛に適切な解熱鎮痛薬はこちら

-頭痛

執筆者:


  1. […] 。 頭が痛いときに最適な市販薬の選び方と副作用 […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

こめかみがズキンズキンと痛む場合は「片頭痛」で週末や季節の変わり目、発熱時に注意する

首筋、肩のこりも前兆である場合が多い 片頭痛は、頭の片側(右か左。あるいは両側で、右左の差あり) のこめかみのあたりが、脈拍に合わせてズキンズキンと痛むのが特徴。そうした発作が週末や季節の変わりめなど …

市販の頭痛薬に頼り切りの人は「薬物乱用頭痛」で症状が悪化する可能性も

1ヶ月に10日以上服用する人は要注意 最近、特に患者さんが急増しているのが薬物乱用頭痛です。これは、市販薬や病医院で処方された薬を必要以上に連続して服用した結果、もともと持っていた頭痛を感化させ薬を手 …

市販薬の乱用が頭痛をさらに悪化させている

風邪薬を使う人まで 頭痛が始まったとき、どんな対処をするでしょうか?病院に駆け込む人はごくごく少数派で、頭痛を和らげるために市販の鎮痛剤やカゼ薬を利用する人が大半を占めるはず。いわゆる頭痛持ちの人ほど …

頭痛の発症は生活習慣に大きく影響を受ける

自律神経の不安定さが頭痛の原因に 頭痛持ちの人が悩まされる慢性頭痛には、緊張型頭痛や片頭痛などがあります。緊張型頭痛は、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張してこわばり、それによって圧迫された血管から発 …

頭痛を誘発しやすいのは中華、イタリアン

頭痛の原因になる熟成チーズやワイン ここでは、片頭痛につながる血管の拡張を招きやすい食品について、具体的な例をあげて紹介します。最もわかりやすいのはアルコール。お酒を飲みすぎた翌日、頭が痛くなる経験を …