頭痛

こめかみがズキンズキンと痛む場合は「片頭痛」で週末や季節の変わり目、発熱時に注意する

投稿日:2014/10/21 更新日:

首筋、肩のこりも前兆である場合が多い

片頭痛は、頭の片側(右か左。あるいは両側で、右左の差あり) のこめかみのあたりが、脈拍に合わせてズキンズキンと痛むのが特徴。そうした発作が週末や季節の変わりめなどに月1〜2回、多い人で週1~2回起こります。

頭痛は女性に多く、片頭痛の患者さんの8潮は女性という研究もあります。これは女性ホルモンと密接な問係があると考えられています。片頭痛では、吐き気や嘔吐を伴うことがよくあります。大きい昔や光・振動にも敏感になり、そうした場所にいると痛みがひどくなります。片頭痛には、発作の前ぶれ症状が起こる場合があり、よく知られているのは閃輝暗点といって、日Hの前に星や光が現れ、チカチカする症状。
これは、脳の血管が収縮し、一時的に脳の血流量が減少することで起こります。生あくび、首すじや肩のこり、なんとなくわかる不定の予知感などが現れることもあります。

こりなどの場合、頭痛が始まる30分~2時間前から徐々にこってきて、最終的に頭痛が起こります。脈拍に合わせて痛むことでもわかるように、片頭痛は南部の血管が拡張し、そのまわりの神経を刺激することで起こります。
そのため、風邪を引いて発熱したときにも起こりやすくなります。

血管がなぜ拡張するのかはまだ明らかになっていませんが、次のような説が考えられます。脳の血管は常に収縮・拡張をくり返していますが、この調節をするのがセロトニンという神経伝達物質。セロトニンがなんらかの原因で大量に放出されると血管は収縮し、脳の血液量が減ります。しかし、セロトニンが出尽くすと今度はその反動で血管が急に拡張し、痛みが起こるのです。

さらに女性ホルモンのエストロゲンにも、セロトニンの放出を促す働きがあります。エストロゲンは月経のときに分泌が減るため、セロトニンも減って脳血管の拡張を助長(ある傾向をさらに著しくすること)します。そして、これらの現象は、三叉神経(脳幹から枝分かれし、顔面に分布している神経)に混在する自律神経(意志とは無関係に内臓や血管の働きを支配する神経) の末端から発病物質が放出され最終的にはセロトニンを減少させ、脳の血管が拡張して痛みが現れるというわけです。

片頭痛の日常的な対策としては、血管が拡張しやすい条件(ストレスからの急な解放、人込み、光の強い場所など)をさけましょう。そして頭痛が起こったら、こめかみを指で押したり、氷で冷やしたりして安静にすること。それでも治らなければ、病院で消炎鎮痛剤や抗セロトニン作動薬(トリブタン製剤など)を処方してもらうのが効果的です。

フィーバーフューで片頭痛を緩和、予防する

-頭痛
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

頭痛持ちは移動の際の乗り物選びにも注意する

電車は通路側の座席に座る 慢性的な頭痛に悩まされている人の多くは、環境の変化に敏感なため、乗り物で移動しているときに頭痛が起こることが多いようです。実際、乗り物を利用しているときは、左右上下の揺れや細 …

頭痛で最も多いのは肩こりやストレスによる「緊張型頭痛」

日頃の散歩や旅行などの気晴らしも高い効果をしめす 頭痛持ちの人が悩まされる慢性頭痛の中で最も多いのが、緊張型頭痛です。 緊張型頭痛についてはこちら。 このタイプの頭痛になると、顔全体を鉢巻きで締めつけ …

食事で頭痛を治す(頭痛持ちの人が補うべき6種類の栄養)

頭痛の頻度、痛みの程度、持続時間も減少傾向 頭痛の不快な痛みに関しては、現在は、トリブタン製剤のような優れた頭痛薬もあり、痛みを抑える手段は進歩しました。しかし、薬物治療はあくまで対症療法にすぎず、南 …

頭痛の大半は心配ないは間違い、放置すると脳梗塞やぼけの危険性が高まる

頭痛は我慢してはいけない、安全な頭痛はないと思わなければいけない 頭痛くらいで寝ているわけにはいかない、と頭痛を我慢した経験のある人も多いでしょう。しかし、ありふれた症状と思われがちな頭痛も、軽視は禁 …

目の奥をえぐられるように痛み、涙や鼻水もでれば「群発頭痛」

3種類の頭痛の中で一番ツライ 群発頭痛のように、ある一定の期問に集中して激しい頭痛が起これば、群発頭痛が疑われます。群発頭痛(群発頭痛の詳細はこちら)は、片頭痛や緊張型頚痛に比べて知名度は低く、患者さ …