中性脂肪

スリムなのに…かくれ肥満

投稿日:2014/05/30 更新日:

自覚しにくい故に危険も

体重も多くなく、見た目もやせているほうのなのに、体脂肪をはかってみたら実は肥満だった、あるいは腹腔内脂肪が異常に多かったという人がいます。このタイプの人は、自分が肥満だとは自覚できないのが問題で、知らず知らず肥満や肥満にまつわるいろいろの合併症を進行させてしまうことが少なくありません。
このような目にみえない肥満を「かくれ肥満」と呼んでいます。かくれ肥満の場合、脂肪のつく場所が皮下ではなく、内臓のまわりにつきやすいのが特徴です。肥満には、上半身肥満(りんご型肥満) と下半身肥満(洋なし型肥満)があり、上半身肥満には皮下に脂肪がたまる「皮下脂肪型肥満」と内臓につく「内臓脂肪型肥満」のタイプがあります。生活習慣病と密接な関係にあるのは、「悪性」肥満、すなわち内臓脂肪型肥満です。

運動でスグに落とせるのが特徴

どうして内臓に脂肪がたくさんつくのか、はっきりしたことはわかっていません。神経性因子やホルモン異常、加齢、食生活などのいろいろな要素が関係しているといわれていますが、中年以降の人や、運動不足の人に内臓脂肪型肥満が多い傾向がみられます。
内臓脂肪型肥満はたちが悪いのですが、その反面、運動によって解消しやすいという特徴があります。それを裏付けるのが、相撲の力士。あんなに太っていても、運動量が多いために内臓脂肪は少ないといわれています。ダイエットで真っ先に減るのも、内臓脂肪です。もっとも、ダイエットに失敗してリバウンドすると、もどった体重のほとんどが内臓脂肪となってしまいます。

「かくれ肥満」について詳しくはこちら

-中性脂肪

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

運動で脂肪を燃やす

消費エネルギーをできるだけ増やす 高中性脂肪血症と肥満の3大原因は「食べすぎ」と「飲みすぎ」「運動不足」。その予防や治療法は、食生活を改善して中性脂肪になる余分な材料の摂取を控え、運動によって中性脂肪 …

高中性脂肪血症の原因は「食べ過ぎ!」「飲み過ぎ!」

生活習慣・食習慣がすべてといってもよい 動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞などのこわい合併症を引き起こす高中性脂肪血症。では、高中性脂肪血症の原因は何なのでしょう。主な原因は次の3 つです。 血液 …

より効果的なのはアクアビクス

腰や膝に負担が少なく安全 最近、健康づくりのために「アクアビクス」に取り組む人が増えています。アクアビクスとは、水の中で歩いたり、音楽にあわせてダンスをしたりする有酸素運動です。 水の抵抗があるため、 …

中性脂肪を増やしてしまう日頃の習慣

並んでもエスカレーターに乗る 10kcalの運動でも10年後には1万kcal 階段はガラガラなのに、エスカレーターは長蛇の列。よく見かける光景ですが、運動不足はこんな小さなことから積み重なっていきます …

高中性脂肪血症と関連のある病気

狭心症・心筋梗塞 高中性脂肪血症は、動脈硬化の大きな原因の1つです。動脈硬化が進行すると、血管の内腔がだんだん狭くなり、血液の流れが悪くなって、しまいにはふさがってしまいます。 こうした状況が心臓の冠 …