中性脂肪

治療の基本は食事と運動

投稿日:

中性脂肪血症は生活習慣の改善だけでもよくなる

高中性脂肪血症の原因は食べすぎ、飲みすぎと運動不足といいましたが、治療はこの3つを改善することが治療の柱となります。食べすぎ、飲みすぎに注意し、適度な運動を生活に取り入れるだけで、高中性脂肪血症はかなり改善することが期待できるのです。とはいえ、長年の生活習慣を変えることは、言うは易し、行うは難しです。
外科手術や医師が処方する薬を服用すればよい病気と違って、本人が自己管理していかなければいけないということはなかなか大変なことです。高中性脂肪血症を放置するとどうなるかを常に念頭におき、医師の指導にしたがって努力することが大切です。

適正な力ロリー摂取を守り運動を実行する

食事は、まず摂取エネルギーを抑えることが第1です。もし肥満していれば、減量を考えた摂取エネルギーを設定します。同時に、栄養バランスも大切なポイントになります。これに、適度な運動を取り入れて、積極的にエネルギー消費を実行します。運動療法としてよくすすめられるのがウオーキング(歩行)です。

禁煙や禁酒も重要

このほかに、アルコールや喫煙、ストレスの対策など、生活全般の改善も必要です。こうした生活改善を2~3ヶ月続け、中性脂肪値が下がってきているかチェックをしていきます。しかし、下がったからといって元の生活にもどってしまうと、数値はまた上昇します。生活改善はずっと続けていかなければなりません。こうした生活改善は治療だけでなく予防にも効果があり、糖尿病などの生活習慣病を防ぐこともできます。高中性脂肪血症と診断されたら、健康的な生活習慣を身につけるチャンスと考え、前向きに取り組むのが大切です。

-中性脂肪

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

肥満チェック(自己診断)

標準体重 肥満は、正確には体重ではなく、体内の脂肪の量を測定し体脂肪率で判定します。日本肥満学会の判定基準では、男性は体脂肪率が20% 以上、女性は30% 以上を肥満としています。 体脂肪率を正確に調 …

スリムなのに…かくれ肥満

自覚しにくい故に危険も 体重も多くなく、見た目もやせているほうのなのに、体脂肪をはかってみたら実は肥満だった、あるいは腹腔内脂肪が異常に多かったという人がいます。このタイプの人は、自分が肥満だとは自覚 …

おなかの脂肪は悪性のケースが多い

余った脂肪は脂肪細胞にどんどんたまる 血中の中性脂肪ばかりに関心がいきがちですが、皮下の組織についた中性脂肪を忘れてはいけません。体内で合成された中性脂肪のうち、エネルギーとして使われなかった分は肝臓 …

合併症がある場合

薬の使用には要注意 高脂血症の人は、ほかの病気を合併することが少なくありません。合併症があると双方の病気をかんがみながら治療を進める必要があり、特に薬の扱いに注意が必要です。 高血圧や糖尿病、境界型耐 …

中性脂肪が高いとどういったことがリスクになる?

高中性脂肪血症は動脈硬化の危険因子 血液中の中性脂肪の値が基準値(150 mg/dl未満)よりも高い状態を高中性脂肪血症といいます。高中性脂肪血症そのものは痛くもかゆくもありません。ところが高中性脂肪 …