中性脂肪

高中性脂肪血症と診断後も動脈硬化の検査は必要

投稿日:

冠状動脈や脳動脈を調べる

高中性脂肪血症は動脈硬化の1つの危険因子なので、高中性脂肪血症と診断されると、動脈硬化がどの程度進んでいるかを調べる必要があります。

冠状動脈の検査

心臓の冠状動脈に動脈硬化が起こると、狭心症や心筋梗塞になる危険性があります。動脈硬化の進行具合は心電図や運動負荷心電図、超音波検査による画像で心臓の各部分の動き方などで調べます。また、必要であれば、トレッドミルという装置で運動を負荷して、心電図の変化をみたり、アイソトープを使用した検査、冠動脈に直接造影剤を注入して冠動脈の状態を調べる冠動脈造影など、さまざまな方法で動脈硬化の部位と程度を調べます。

脳動脈の検査

脳動脈に動脈硬化が起こると、脳梗塞などを引き起こします。よく行われるのは眼底の毛細血管を調べる眼底検査。血管の様子を直接観察できるのは眼底の血管だけで、動脈硬化の診断にも有効です。頭のCT検査やMRI検査も行われます。

腹部大動脈や下肢動脈の検査

動脈硬化を起こしやすい腹部大動脈と下肢動脈を調べます。下肢動脈に動脈硬化が起こると、潰瘍ができて切断といったケースも発生します。下肢の血圧を測ったり、Ⅹ線検査やCT検査などの画像による検査を行います。

-中性脂肪

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

食品別アドバイス

糖質は主にデンプンで摂取する エネルギー源になる食品は糖質と脂質で丸ダイエットのときは、この2 つを抑えるのがポイントです。とはいえ、糖質はブドウ糖に分解されて脳のエネルギー源になるので、極端に減らす …

肥満チェック(自己診断)

標準体重 肥満は、正確には体重ではなく、体内の脂肪の量を測定し体脂肪率で判定します。日本肥満学会の判定基準では、男性は体脂肪率が20% 以上、女性は30% 以上を肥満としています。 体脂肪率を正確に調 …

食品とは広く浅く向き合うのがポイント

皿数を増やす 特定の食品や限られた食品ばかり食べていると、栄養素が偏ります。逆にたくさんの種類の食品を食べるようにすれば、自然と栄養バランスが整ってきます。 いろいろな種類の食品をとるコツは、欠食をし …

より効果的なのはアクアビクス

腰や膝に負担が少なく安全 最近、健康づくりのために「アクアビクス」に取り組む人が増えています。アクアビクスとは、水の中で歩いたり、音楽にあわせてダンスをしたりする有酸素運動です。 水の抵抗があるため、 …

治療の基本は食事と運動

中性脂肪血症は生活習慣の改善だけでもよくなる 高中性脂肪血症の原因は食べすぎ、飲みすぎと運動不足といいましたが、治療はこの3つを改善することが治療の柱となります。食べすぎ、飲みすぎに注意し、適度な運動 …