白血病や血液のガンのリスクを下げる鼻呼吸の訓練を
「口呼吸は万病のもと」という指摘がある。あなたは無意識のうちに口呼吸をしていないかを、チェック。
- 唇の厚さが上下で著しく差がある
- 受け口である
- 歯並びが悪く、前歯が飛び出ている
- 片噛みや横向き寝、うつぶせ寝の癖がある
- 物を食べるときにクチャクチャ音を立てる
- 朝起きると、のどがヒリヒリする
- 自然な状態のときに口が半開きになっている
- 唇が乾いてカサカサしている
- 猫背で背骨が前にも横にも曲がっている
このような状態がある人は、口呼吸の癖によって生じた変化です。無意識のうちに口呼吸をしている証拠です。実は、この人類だけができる口呼吸が万病のもと! だという学説を発表し警告を発しているのが西原博士。
のどには細胞やウイルスの侵入を防ぐために、免疫系の中枢であるリンパ組織、ワルダイエル扁桃(へんとう) リンパ輪が発達しています。鼻呼吸をしていると鼻の穴の微細な繊毛のついた粘膜が外部からの有害物質をブロックします。が、口呼吸では有害物質がストレートに侵入するとともに、鼻を使わないので鼻ワルダイエル扁桃リンパ輪がカビが生えた状態になり、免疫力が低下し全身に悪影響を及ぼすようになります。
免疫力が狂うことで関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、偏頭痛などの免疫系の疾患が起こりやすくなる。さらに、花粉症、乾癖、湿疹などのほか、「白血病や悪性リンパ腫など、血液のガンにも結びつきます。
事実、日本は欧米諸国に比べて白血病の患者さんが多いです。
さらには、口呼吸は片噛み、横向き寝、うつぶせ寝に結びつき、それが癖になると知らず知らずのうちに顔がゆがみ、歯形がつぶれ、背骨が曲がるといった具合に、女性が気にする美容面にも悪影響を及ぼすのである。
このような悪影響を起こさないためには、口呼吸を鼻呼吸に変える必要がある。口呼吸の癖のある人は、以下の3点を実行するようにします。
- ガムを噛む習慣をつけます。 虫歯にならないためにキシリトールガムを選び、1回40~50分。これを1日3回。利きアゴとは逆のアゴでリズミカルに噛むようにします。
- 枕を使わずに眠るようにします。 高い枕はいびきに結びつき睡眠時無呼吸症候群にもつながりかねない。どうしても枕が必要な人は、低くて柔らかい枕を使うようにします。現在は、枕の高さ調整が可能なものもあります。
- 口だけにマスクをして眠ります。マスクがうっとうしい人はスポーツ選手たちが使っている鼻に貼るテープでもOKです。
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