PC作業は姿勢が悪くなりやすく首や肩の血行が悪化し目への血流も低下
最近は、小学生や中学生など、近視の低年齢化が加速しています。また新たな問題として、普通は45歳を過ぎたころから始まる老眼が、30代以下の若い人に起こることも増えてきました。この大きな原因は、いまや生活必需品の1つとなったパソコンや携帯電話、スマホです。パソコンや携帯電話などの利用で、長時間にわたって近くの画面を見つめる生活を続けていると、目のピントを合わせるための毛様体筋といわれる筋肉が、若いうちから衰えてしまいます。目を酷使するときは、ときどき遠くを見たり日を休めたりして、毛様体筋の筋肉疲労を和らげる必要があります。パソコンをよく使う際に、目と画面の距離のほかに、もう1つ注意しなければならないことがあります。
それは、使うときの姿勢です。パソコン作業では、やや前かがみの姿勢になることが多いと思います。ひどいときにはネコ背になることもあるでしょう。こうした姿勢を長く続けていると、首や肩の血行が悪くなって、こりや痛みが生じてきます。
PCモニターの調整も大変重要です。
VDT機器を使った作業環境を整える(パソコンのモニターの調節)
首には、脳や目などに血液を運ぶけいどうみやく頚動脈が通っています。そのため、首や肩がこっていると血行が悪化し、首から上に十分な血液が送られにくくなるのです。当然、目への血液循環も悪くなり、視力の低下につながってしまいます。そこで、首や肩の血行を促すことが必要になってきます。マっサージをしたり、もんだりするのもいいのですが、簡単な方法として、首や肩に新パワーチップをはってみるといいでしょう。新パワーチップは、血行を促して痛みやこりを緩和する力が強い一般医療機器で、その働きは、大学病院の試験などでも実証されています。
新パワーチップで血行が促進され改善できた人も多いのです。
新パワーチップをはるときは特効ツボと押して痛む場所を目安にすると効果大
近視や老眼の改善のために新パワーチップをはるとき、目の特効ツボにはると同時に、首や肩の特効ツボにもはるようにします。目と首や肩の血行は、密接にかかわっているからです。まず、目の特効ツボ次のとおりです。
代表的なツボは「太陽」「攅竹」「四白」の3つです。これらのツボに新パワーチップをはれば、10~20分ぐらいで目のまわりの血行がよくなってきます。目のまわりの血行がよくなれば、筋肉疲労を起こしている毛様体筋に、新鮮な酸素や栄養分が十分に供給されるようになります。すると、毛様体筋の緊張状態が緩和されて柔軟性が戻り、本来の働きを取り戻すことができるのです。
首や肩の特効ツボとしては「風地」「天宗」「肩井」があります。
肩周辺の血行を促すツボとして、ツボ療法でもよく使われます。早い人なら15~30分で肩や首のこりが解消してきます。新パワーチップをはる場合、ツボの位置に正確にはらなくても効果はほとんど変わりません。また、目頭にはめりりにくいときは、目尻に2枚以上はるようにすればいいでしょう。
首や肩にはるときは、指で押してみて痛い場所(圧痛点)や、東洋医学で阿是穴(あぜけつ)と呼ばれる場所を目安にすることをおすすめします。