病気と気づかれにくい うつ病は誰でもかかりうる病気

体の病気と違ってうつ病は見過ごしやすい病気です。その人の「気分」に関わることなので、「気のせいかもしれない」と思われてしまうこともしばしばです。

うつ病という病気の大きな特徴として、気づかれにくい、病気として認識されにくいうということがあります。熱が出たり、体がだるいと感じたり、せきや鼻水が止まらなかったりすれば、かぜをひいたのかなと思います。

なんとなくおなかのあたりが頼りなくて、やわらかめの便が続けば、下痢ぎみなんだろうかと気をつけるでしょう。けれどもうつ病の場合は、気分が沈む、やる気がなくなる、なにごとにも興味が持てない、などといった「気分」にかかわることが症状の中心になっています。ですからどうしても、本人も、周囲も、「気のせい」「気持ちの持ちよう」「放っておけばそのうちもとに戻る」と片づけてしまいがちなのです。

これはなにも日本に限ったことではありません。ヨーロッパで実施された「デブレス」という、約8万人の一般人を対象にした、うつ病に関する有名な大規模調査があります。

そのデータによれば、この調査でうつ病と診断された人のうち、43%は医療機関を受診していませんでした。精神的な問題で医師を訪ねることをためらった人もいるのかもしれませんが、多くは、自分がうつ病だということを知らなかったり、気づいていなかったために、医療機関にかかることなど思いつかなかったのではないかと考えられます。

また、医師にかかっている人でも、なんらかの薬を出してもらっている人は31% 、そのうち、うつ病の治療薬である抗うつ薬を処方されている人は25%にすぎませんでした。

この数字から、医師もうつ病と気づいていなかったり、うつ病についての適切な意識を持たないままに治療していたというケースもかなりあっただろうと推測できます。

軽い気分の落ち込みや気力の低下は、日ごろ多くの人が経験することです。ちょっとした気分転換や、数日程度で気が晴れるようなら、とくに心配するほどのことではないと考えてよいと思います。

ただ、沈んだ気分が2週間以上続いたり、日を追って気分の落ち込みがひどくなったり、本人がとてもつらいと感じているなどがあれば、一度、専門医を訪ねて相談してみたほうがいいでしょう。

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