頭痛を軽減させる食品は「大豆」

大豆の栄養を丸ごと摂取できる

慢性的な頭痛を引き起こす原因の1つとして見逃せないのが、偏った食生活や誤ったダイエットによる栄養不足といわれます。食生活と頭痛に関係があると聞くと、みなさんは意外に思われるかもしれません。しかし、頭痛に悩む患者さんが食生活を改善して、マグネシウムやビタミンB2、必須アミノ酸(たんばく質の構成成分であるアミノ酸のうち、体内で合成できないもの)のトリプトファンといった栄養を十分に補ったところ、多くの人で症状の改善が見られたのです。

マグネシウムやトリプトファンは、片頭痛などの原図となる血管の拡張や炎症を抑える働きがあり、ビタミンB2は脳への酸素や栄養の補給をスムーズにすると考えられます。また、抗酸化作用(猛毒の活性酸素を消去する働き)の強いビタミンA・C・Eや貧血を防ぐ鉄も、激痛の緩和に役立つ栄養とされます。

実は、これらの栄養を一度に補える理想的な食品があります。それは、日本人にも身近な大豆。特にマグネシウムやトリプトファン、ビタミンB2が際立って多く、例えば、マグネシウムは大豆g中に220gも含まれているのです。
さらに、ビタミンB2の量は100g中、0.3gトリプトファンの量は100g中490mg、いずれも食品の中では、トップクラスです。ところで大豆は生のままで食べることが出来ません。通常、煮るか豆腐や、豆乳、油揚げなどの加工食品でとることになりますが、栄養が熟で壊れる場合があります。また、豆腐や豆乳の場合、製造過程で搾りカス(おから)が取り除かれるため、その分だけ実際にとれる栄養は減ってしまうのです。そこでおすすめしたいのが「粉大豆」です。

粉大豆とは生の大豆を特殊な製法で微粉末に加工したもの。見た目はきなこに似ていますが、きなこと違って加熱・焙煎しないため、大豆本来の栄養が壊れることなく、そのままとることができます。
粉大豆は、コップ1杯(約200CC) の水やお湯に大さじ1~2杯を入れて、よくかき混ぜるのが基本。
こうすれば、マグネシウムやトリプトファンをはじめとする大豆の栄養を余すことなく含んだ、濃厚な豆乳が出来上がります。1日1~2杯を目安に飲むといいでしょう。微粉末であることを生かして、みそ汁やカレー、シチューの隠し味にする、揚げ物の衣やケーキの生地に混ぜるなど料理にも使えます。
水で粉大豆を溶き、ニガリを加えて固めれば、自家製の豆腐の出来上がりです。粉大豆は、健康食品店や遺伝肘堅冗で入手できます。あくまでも食品なので、とることによって得られる働きには個人差がありますが、頭痛持ちの人は、食生活を改善するためのきっかけとして取り入れるといいでしょう。

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