頭痛を誘発しやすいのは中華、イタリアン

頭痛の原因になる熟成チーズやワイン

ここでは、片頭痛につながる血管の拡張を招きやすい食品について、具体的な例をあげて紹介します。最もわかりやすいのはアルコール。お酒を飲みすぎた翌日、頭が痛くなる経験をした人は多いと思います。これは、アルコールが分解されてできるアセトアルデヒドという成分に、血管を拡張させる働きがあるためです。
そのため、頭痛の発作が出ている問はお酒を飲まないでください。ただし、お酒は血流をスムーズにするし、ストレスの解消にも役立ちます。発作が完全に治まったあとなら、適量を飲んでもかまわないし、緊張型頭痛の人にはむしろいいでしょう。

アルコール以外にも、片頭痛を誘発する成分はいくつかあります。その代表が、アミン類とポリフェノールです。アミン類は有機物の一種で、チラミンやヒスタミンなどの種類があります。アミン類は血管を収縮させますが、そのあと、反動で血管が大きく拡張するために片頭痛の発作が起こるのです。

アミン類が多い食品としては、熟成させたチーズや肉加工品のほか、ワイン、チョコレート、ココア、柑橘類(オレンジやミカン)などがあります。一方のポリフェノールは、植物に含まれる色素成分。血管を拡張きせて血流を促すため、生活習慣病の予防に役立つと人気になっているものもありますが、片頭痛持ちの人にはふさわしくありません。

赤ワイン、オリーブ油、カシスなどは、ポリフェノールの多い食品の代表です。チーズやオリーブ油を使った料理といえば、イタリア料理が思い浮かびます。食前にワインを飲み、オリーブ油をたっぷり使った前菜やスパゲティを楽しんで食後にオレンジやチーズをとるイタリア料理は、今や女性に大人気。しかし、片頭痛や群発頭痛を抱える人には発作を起こすおそれがあるので、すすめられません。

イタリア料理と同じくらいさけたほうがいいのが中華料理。中華料理店では、グルタミン酸ナトリウムと呼ばれるうまみ加調味料を多用しますが、このうまみ調味料も、東部の血管を広げる元凶なのです。頭痛持ちの人は家庭でもうまみ調味料の使用をさけてください。
さらに、ハムやソーセージ、イクラなどの発色をよくするために添加される亜硝酸ナトリウムにも、血管を拡張させる作用のあることが知られています。ここにあげた食品以外でも、人によっては頭痛を起こすことがあります。

亜硝酸ナトリウムは

のように添加物でよく紹介されています。極力摂取を控えるべき添加物でもあります。

おかしいと感じたら、その食品はとらないことです。意外な盲点として、コーヒーや紅茶、緑茶に多いカフェインは血管を収縮させますが、ふだんから過剰にとっている人だと、反動で血管が広がって頭痛を招く場合があります。そのため、片頭痛持ちの人はコーヒーや緑茶を1日3杯以内に抑えるとともに、市販の鎮痛薬でもカフェインを含むものはさけるようにします。
カフェインが添加されていない頭痛薬は「ロキソニンS」などです。

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