血液中の脂質は4種類

血液中には中性脂肪以外に3種類の脂質

血液中には中性脂肪のほかにコレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸の3つの脂質(脂肪)が流れています。4つの脂質はそれぞれ密接な関係にありますが、異なる役割を果します。

コレステロールは細胞膜や性ホルモンの材料

まずコレステロールは、食物から補給されるほかに、約80%が肝臓で合成されています。体にある約60兆個もの細胞をおおう細胞膜の材料になったり、副腎皮質ホルモンや、男性ホルモンや女性ホルモン、胆汁酸の材料になるなど、大切な働きをしています。

細胞膜やリポたんばくの材料になるリン脂質

リン脂質は、コレステロールと同様に細胞膜の材料になります。大きな特徴は水になじみやすいことで、糖やどタミン、脂肪酸などが細胞膜を出入りできるのは、親水性のリン脂質のおかげです。また、リポたんばくの材料としても欠かせません。

エネルギー源になる遊離脂肪酸

遊離脂肪酸というのは、中性脂肪が分解され、できる脂質です。中性脂肪はトリグリセライドともいい、糖質の一種であるグリセロールに3つ( トリ)の脂肪酸が結合したもの。体内ではリパーゼという酵素によってグリセロールと脂肪酸に分解されます。この分解された脂肪酸のことを遊離脂肪酸といい、血流を介して運ばれ、主に心臓や血管系の筋肉のエネルギーとして使われます。4つの血液中の脂質のなかで、健康と深い関係にあるのは、中性脂肪とコレステロールです。この2つの脂質のどちらかが、あるいは両方が過剰に増えてしまうのが高脂血症という病気です。コレステロールを下げたい場合はこちら

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